はじめに
みなさん、こんにちは!「ゆる配ノート」へようこそ。
普段は日本株の配当投資をメインにやっていて、今でこそ年間配当は手取りで約200万円、ロボアド運用も7年を超えましたが、当時はまだ試行錯誤の途中でした。
いわゆる“コツコツ型”の投資スタイルです。
正直に言うと、私は「NISAは高配当株で埋めるのが一番楽しい」と思っているタイプです。
ただ、これはあくまで好みの話。
成長株で一気に利益を狙う人もいれば、インデックス投資で淡々と資産を積み上げる人もいる。投資に正解はなくて、人それぞれです。そんな中で、ふと気になったんですよね。
「自分で銘柄を選んであれこれ考えるより、最初から最新のアルゴリズムを積んだロボアドバイザー(ロボアド)に全部任せた方が、実は効率いいんじゃないか?」これが当時のスタートだったと思います。
配当投資家としては「自分で選んだ銘柄が一番」と思いたいところですが、そこは一旦プライドを横に置いて、実際に試してみよう、ということでロボアドバイザー(ロボアド)を使った“放置投資の実験”を始めました。
今回使うのは、代表的な2サービス。
WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)です。
ルールは、最初に30万円をドカン、さらに月数万を間髪入れずに叩き込む『入金ブースト』で一気に土台を作ること。そこから先は、たとえ暴落が来ても、AIがどれだけ変な買い物をしても、私は一切口出ししません。
「人間 vs アルゴリズム」みたいな検証ですね。
そして結論から言うと・・・
約1か月にして、ロボアドはしっかりプラス。しかも、なかなか無視できない数字を出してきました
ゆる配夫婦設定して放置しただけで増えてるのを見ると……正直ちょっと複雑だよね(笑)


本記事では、ロボアドの実績をブログ形式で公開しながら、当時のリアルな数値をそのままお見せします。
この検証は今回で終わりではなく、2~3か月・半年・1年と継続して追っていく予定です。
“放置するだけの投資”が本当に通用するのか。まずは、その1か月目の結果から見ていきましょう。
なぜロボアド「AIお任せ」を始めたのか
個別株の配当投資は、銘柄選びや決算チェックなど、それなりに時間も頭も使います。
一方でロボアドは、最初に設定してしまえば、あとは基本的にお任せ。
この差って、思っている以上に大きいんじゃないかと感じたんですよね。
「もしかして、何も考えずに任せた方が効率いいのでは?」そんな半分好奇心、半分検証目的でスタートしました。
配当投資との最大の違い
一番大きい違いは、やっぱり「手間」です。
配当投資は、自分で考えて選ぶ楽しさがある反面、どうしても労力がかかります。
ロボアドはその逆で、投資判断そのものを手放すスタイル。
良く言えば「完全自動」、悪く言えば「何もしていない」。
この“思考停止でも成立する投資”がどこまで通用するのか、試してみたくなりました。日本株の個別株投資は、銘柄選定や決算チェックなど、相応の「手間」と「知識」が必要です。
対してロボアドは、アルゴリズムが自動で資産配分を最適化してくれるため、投資家は「入金して待つだけ」です。
完全放置という「究極のタイパ」の魅力
ロボアドの運用ブログを見ていると、よく出てくるのが「ほったらかしでOK」という話。
正直、それ本当なのか?と思ったのがきっかけです。
配当投資のサブとして、この「完全放置」がどこまで通用するのか。
そして、世界分散の力がどれくらい効いてくるのか。
そのあたりを、確かめていきます。



世界分散ねぇ……。とりあえず、私の分のお小遣いも分散して増やしてくれないかしら?」
【2019年・実録】ルールは「初期ブースト後の完全沈黙」
今回のロボアド運用は、できるだけ“リアルな使い方”に寄せています。
・最初にまとまった資金を入れる
・その後は軽く定期積立
・売買やリバランスはすべてロボアドに任せる
・基本スタンスは「放置」
一度設定したあとは“ほぼ放置”ですが、初期は土台作りのために少し多めに入金しています
このくらいの温度感です。
人間が細かく判断しないことで、ロボアド本来の動きがどう出るのかを見ていきます。
WealthNavi:開始40日
まずは、国内最大手のWealthNavi(ウェルスナビ)の実績から見ていきましょう。
- 運用開始日:2019年1月17日
開始から約1か月(2019年2月末時点)の運用画面がこちらです。


評価損益は+19,244円(+5.83%)。米国株中心の上昇相場に乗り、想像以上の好スタートに。



WealthNavi、まずは順調な滑り出しを見せてくれるか?
- 投資元本:343,000円
- 評価額:349,244円
- 評価損益:+19,244円
- 騰落率:+5.83%
約1か月目の感想



お、いい感じ!たった1か月で評価損益がプラス1万9千円。これぞロボアドの威力か
銀行に預けていれば利息は数円のレベルですが、ロボアドなら約1か月で約5.8%のプラス。もちろん相場が良かったこともありますが、これほど手軽にプラスの実績が出ると、サブ運用としての心強さを感じます。
THEO:後発の意地を見せられるか?1か月目の静かな滑り出し
次に、独自のアルゴリズムに定評があるTHEO(テオ)の実績です。
- 運用開始日:2019年10月23日
THEOの運用開始から1か月(2019年11月末時点)の状態を確認します。


こちらも1か月で+998円(+0.37%)とプラス圏。派手さはないものの、分散の効いた安定感が見える立ち上がり。



THEOはWealthNaviとどう差別化してくるか楽しみ
- 投資元本:270,000円
- 評価額:270,998円
- 評価損益:+998円
- 騰落率:約+0.3%
1か月目の感想



こちらは微増。派手さはないけど、手堅くプラスを守っている印象ね
評価損益は約1,000円と控えめなスタートですが、マイナスにならないことが重要です。THEOは徹底した分散が特徴なので、短期的な爆発力よりも長期的な安定感に期待したいところです。
どっちが優秀?開始時期のズレが招いた「残酷な格差」
今回の運用結果をまとめました。
| 項目 | WealthNavi | THEO |
| 運用期間 | 1か月(2019/1〜) | 1か月(2019/10〜) |
| 投資元本 | 343,000円 | 270,000円 |
| 評価損益 | +19,244円 | +998円 |
| 騰落率 | +5.83% | +0.37% |
この差は性能ではなく、相場環境による影響が大きい。
WealthNavi vs THEO。開始時期が10か月ズレただけで起きたこと
パッと見の騰落率だけ見れば、WealthNaviがTHEOを大きく引き離しています。でも、これで『WealthNaviの方が優秀!』と断定するのはまだ早いです。
数値だけを見ると、1か月時点ではWealthNaviのほうがしっかりプラスで、かなり優勢に見えます。
ただし、ここはちょっと注意が必要です。というのも、そもそものスタート時期がズレているんですよね。
夫:WealthNavi → 2019年1月スタート
妻:THEO → 2019年10月スタート



いや、それズルくない?スタート時期違うなら、単純比較できないでしょ(笑)



そうなんだよね。投資って“いつ始めたか”で最初の成績、全然変わるから
2019年は年間を通しても相場の雰囲気が少しずつ違っていて、その“入り口のタイミング”が、そのまま初期リターンに影響しています。
だから今回の結果は、
WealthNaviが優れている
THEOが劣っている
という話ではなく、
たまたま入ったタイミングの差が出ているだけとリスク許容度の違いと、考えるのが自然です。



なるほどね。じゃあ本当の勝負はまだこれからってことか



そうそう。こういうズレが、3か月、半年でどう効いてくるかが一番面白いところなんだよね
この『10か月のズレ』が、7年後の運用成績にどれほど差をつけることになるのか。
それはまた、別の回でお話ししますね。
配当投資家としての本音
ロボアドを1か月触ってみて、やっぱり一番感じたのは「配当投資とは全然別モノだな」ということでした。
配当がない違和感と値動きへの集中
一番大きかったのは、やっぱりこれです。
配当が入ってこない
これ、思っていた以上に違和感あります。
評価損益がプラスになっていても、あくまで画面上の数字。
配当投資みたいに「今月のちょっとしたご褒美」みたいな感覚がないんですよね。
今でこそ『ロボアドはキャピタル、日本株はインカム』と割り切れていますが、
当時は『配当出ないかなぁ』と未練がましくチェックしていました(笑)



で、これっていつお金になるの?



売らないと現金にはならないんだよね…(笑)
この“現金化しないと実感がない”感じは、配当投資に慣れているとちょっと不思議な感覚です。
それともう一つ。
ロボアドは利益の源泉がほぼ値動き(キャピタルゲイン)なので、どうしても日々の上下が気になるようになります。



今日ちょっと下がってない?



いや、長期だから大丈夫…たぶん(笑)
配当投資だと「多少下がっても配当は入るし」と割り切れるんですが、ロボアドはその逃げ道がない。
結果的に、思っていたよりも“値動きに意識がいく投資”だと感じました。
圧倒的な「楽さ」という正義
一方で、ロボアドを触っていて一番感じたのは、やっぱりこの「楽さ」です。
一度設定してしまえば、あとは基本的に何もしなくていい。
銘柄選びも、タイミングも、すべて任せるだけ。
仕事や家事でバタバタしている中でも、裏で勝手に運用が進んでいくこの感覚は、思っていた以上に快適でした。



あなたが銘柄探して悩んでる時間、これならいらないよね



それ言われると何も言い返せないんだよな…
もちろん手数料はかかりますが、その分「時間」と「手間」を丸ごと外注していると考えると、そこまで高いとは感じません。
むしろ、 “何もしないことが正解になる仕組み”
という意味では、かなり完成度の高い投資方法だと感じました。
正直どう?ロボアドの良かった点と気になった点
良かった点
- 初心者でもすぐに世界分散ができる
→ 正直ここはかなり強い。自分でETF組もうとすると地味に面倒なので、全部やってくれるのは楽。 - 「何もしない」が正解になる仕組み
→ 触らない方がいいって分かってても、人間どうしても触りたくなるので、それを強制的に止めてくれるのは助かる。 - 世界経済全体の成長に乗れる
→ 日本株中心だとどうしても偏るので、「勝手に外にも出てくれる」のは安心感がある。
気になった点
- 手数料がやや高め(約1%)
→ 長期で見るとじわじわ効いてきそう。この“見えないコスト”は少し気になる。 - 配当金の実感がない
→ ここは完全に好み。配当投資に慣れていると、やっぱり物足りなさはある。 - 投資のスキル(分析力など)は身につきにくい
→ 任せきりになるので、「なんで増えたか・減ったか」は正直よく分からないまま進む感じ。



で、これいくら増えたか分かるけど、なんで増えたのかは分からないってこと?



…まあ、ざっくりそんな感じ(笑)
このあとどうなる?ロボアド放置の行方
このロボアドの実験は、今回で終わりではありません。
このまま放置を続けて、3か月、半年、1年……と、定点観測で追っていきます。
短期ではそこまで差が出なくても、
時間が経つほど「じわじわ効いてくる」のが投資の面白いところ。
そしてもうひとつ、今回のシリーズで注目したいのが“時期”です。
2019年当時は、まだ全体的に相場も落ち着いていて、どちらかというと順調な空気でした。
ただ、あとから振り返るとわかる通り、このあと大きな波が来ます。
いわゆるコロナショックです。
つまり・・・
この1か月目は、かなり“穏やかなスタート”
ここから先で、
・そのまま順調に伸びるのか
・途中で大きく崩れるのか
・ロボアドはどこまで耐えられるのか
このあたりが見どころになってきます。
「放置してるだけで大丈夫なのか?」
このシンプルな疑問に対して、実際の数字で答えていくのがこのシリーズです。含み益は、心の余裕。



調子いいときは誰でも勝てるからね。
問題は、下がったときにどうなるか
まとめ
配当投資家によるロボアド実験・第1弾。
結果は、WealthNavi(+5.83%)、THEO(+0.37%)と、どちらもプラスでのスタートになりました。
正直なところ、配当投資みたいに「お金が振り込まれる嬉しさ」はないんですが、何もしていないのに数字が動いているのを見ると、これはこれでちょっと面白いです。
手間ゼロでここまでやってくれるなら、サブとして置いておくにはかなり優秀。
1か月触ってみての感想は、そんな感じでした。
とはいえ、まだ1か月。
ここまでは正直、“たまたま”の可能性もあります。



で、これ本当にこのまま増えていくの?



そこなんだよね。たぶんここからが本番
次回は、運用2〜3か月目。
少し時間が経って、数字にもクセが出てくる頃です。
このまま何事もなく伸びるのか、
それともどこかで一度揺れるのか。
引き続き、あまり触らずに見守っていこうと思います。
本ブログで紹介している運用実績や投資手法は、あくまで「ゆる配ファミリー」の実体験に基づく個人の感想です。投資には元本割れのリスクがあります。将来の利益を保証するものではありませんので、最終的な投資決定は、ご自身の判断と責任でお願いいたします。2026年現在の税制や各サービスの規約に基づき執筆していますが、最新の情報は各公式サイトをご確認ください。
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