はじめに
ポストを開けると、今月はなんだかちょっと静かだ。 3月みたいに「郵便局員さんと目が合うたびに平謝りするレベル」の大量の封筒は入っていない。
でも、ゼロでもない。ふと開けると、ちゃんと何かが入っている。
ゆる配妻4月に届いたのって、ぶっちゃけこの4社(4通)だけでしょ? 3月に比べて圧倒的にポスト静かじゃない



バレたか。いや、そうなんだよね。150社超に分散してるとはいえ、日本の株主優待の9割は3月・9月権利確定。だからその翌月である4月や10月は、ぶっちゃけ優待の『お盆と正月が同時に終わった後』みたいな、ものすごい端境期(はざかいき)なんだよ



そんな大層な言葉使わなくても(笑)。要するに、そんなに言うほど届かない月ってことでしょ
確かに、3月のように「ポストが悲鳴を上げるほどドサッ」とは来ない。
でも、確実に、静かに、それはそこにある。
投資を「ガチの作業」から「ゆるい仕組み」へと昇華させた我が家にとって、4月のポストはまさに、過去の自分からの贈り物を受け取る場所、って感じ。
数は多くない。だが、その分一つひとつの重みと「生活への浸透度」が浮き彫りになる月だった。今回は、そんな「4月に届いた優待たち」のリアルな記録。
■ 株主優待一覧(2026年4月到着分)
ラオックスホールディングス(8202)|4/1着
エイプリルフールに届いた、“嘘じゃない”ハンドソープ
4月1日。新年度の始まりを告げる日に届いたのは、意外にも地味、しかし鉄壁の守備力を誇るアイテムだった。



見てよ! エイプリルフールだけど、このハンドソープは嘘じゃない! 100%リアルな泡だよ!



……。あのね、エイプリルフールにハンドソープが届くことに、なんの因果関係もないから。でも、これがあるとしばらくドラッグストアで重い思いをして詰め替え用を買わなくて済むのは事実ね♪
ラオックスホールディングス(8202)の優待は、カタログから選ぶスタイル。 3月に届いたカタログを速攻でチェックし、我が家が選んだのは「ハンドソープセット」。






3月にハガキを出した、ほんの数分。
それだけで、今月の「買いに行く手間」がひとつ消える。
こういうのが、あとからじわっと効いてくる。



消耗品優待は、単なる節約じゃない。家計の『出費の穴』を塞いでいく、防衛的投資なんだよ!
東海カーボン(5301)|4/19着
3月に選んだものが、4月にちゃんと届く。カタログ優待の楽しさ
4月も中旬を過ぎた頃、ポストに届いた一通の不在票。 再配達で届いた箱を開けた瞬間、我が家のキッチンに歓喜の渦が巻き起こった。



あ! ピエトロのドレッシングセット! これ、最高にうれしいやつ!



おっと、現金な反応だね。でも分かるよ。南の島の太陽をたっぷり浴びた野菜たちは、それだけで十分エネルギーに満ち溢れている。でも、そこにこのピエトロが加われば……それはもう、サラダじゃなくて『逸品料理』だね!
そういえばこれ、ちょっと面白い話があって。 実は、我が家はピエトロ(2818)の株は保有していない。 このドレッシングセットの正体は、東海カーボン(5301)のカタログ優待で選んだやつ。





東海カーボンのカタログは、まさに『二段構えのエンターテインメント』なんだよ。3月にハガキが届いた時に『何にしようかな?』と夫婦で悩む楽しさ。そして4月、忘れた頃にこうして現物が届く喜び。一粒で二度美味しいとは、まさにこのことだね



あー、あの時、私が『絶対これ!島野菜に合うから!』って押し切ったやつね。やっぱり私の目に狂いはなかったわ。
カタログ優待って、ちょっと時間がかかる。 その「ズレ」こそが、配当金だけでは味わえない「生活への彩り」を生んでくれる。
「あ、これあの時のやつだ」って、ちゃんと思い出せるのがいい。4月の自分がその恩恵を受け取る。 150社超に分散投資している我が家では、こうした「時差攻撃」が毎月のように発生し、日常に飽きが来ない仕組みになっているのだ。



いいかい? 自分の持っていない銘柄の商品を、別の株の利益(優待)で手に入れる。これぞ、投資家だけに許された『わらしべ長者』的な楽しみ方なんだよ



はいはい、難しい理屈はいいから。今日の夜は贅沢にサラダをメインにしましょう。このドレッシングがあれば、野菜だけで立派なおかずになるしね!
コーセーアールイー(3246)|4/27着
気づいたら届いてる、QUOカード1,000円の沈黙の威力
次に紹介するのは、最もシンプルで、最も「強靭」な優待。





お、コーセーアールイー(3246)から。中身は……安定のQUOカード1,000円分だね



結局、これが一番使い勝手いいのよね。コンビニでもドラッグストアでも、お財布の軽量化に貢献してくれるわ
QUOカード優待の良さは、何と言っても「申し込み不要」であること。 保有しているだけで、ある日突然、現金同等の価値がポストに放り込まれている。 この「手離れの良さ」は、共働きで忙しい夫婦にとって、究極の「ほったらかし益」。



QUOカード優待の良さは、何と言っても「申し込み不要」であること。
保有しているだけで、ある日突然、現金同等の価値がポストに放り込まれている。
この「手離れの良さ」は、共働きで忙しい夫婦にとって、究極の「ほったらかし益」と言えるね!
【リート優待】霞ヶ関ホテルリート投資法人(3451)|4/27着
未来の予定をつくる、3,000円の宿泊クーポン
4月の締めくくりに届いたのは、少し毛色の違う封筒だった。





霞ヶ関ホテルリート投資法人(3451)! これは個別株じゃなくて、リート(不動産投資信託)の優待だよ



ちょっと! 霞ヶ関って聞くと、例の『テンバガー未遂事件』を思い出すから心臓に悪いのよ!



落ち着いて、それは霞ヶ関キャピタル(3498)の話! こっちはリート。届いたのは、宿泊クーポン3,000円分だよ。ほら、見てごらん



あら、いいじゃない。3,000円あれば、ちょっと良いホテルに泊まる時の足しになるわね
優待の素晴らしいところは、届いた瞬間に「未来の予定」が生まれること。
「このクーポンがあるから、今度あの街へ行ってみようか」
そんな会話が夫婦の間で生まれる。
投資は、ただ銀行口座の数字を眺めるためのものじゃない。
こうして、新しい体験へのチケットを手に入れるものいいですよね。
4通しか届かない4月だからこそ見えてくる、超分散投資のいいところ
正直に言うと、3月みたいな「毎日なにか届く祭り」は、そうそう続かない。
でも、それでもゼロじゃない。
これが、地味にうれしい。



もし僕らが数社だけに集中投資していたら、4月の収穫はゼロだったかもしれない。でも、150社超に分散しているからこそ、どこかしらが必ず、何かしらを届けてくれる
この「網を広く張る」戦略が、僕らが南の島で、メンタルを削らずに投資を続けられている最大の理由だ。 たとえ一社が優待を廃止しても、残りの149社が支えてくれる。 この安心感が、長期投資における最強の武器になる。
そしてもう一つ、4月の優待たちが教えてくれたこと。 それは「ハガキを書く」という、あのアナログな一手間、やっぱり意味ある。



正直、3月のあのハガキの山を前にした時は、『これ、本当にやるの?』って思ったけどね(笑)



その気持ちも分かる。でもね、ネットで完結しない『一手間』があるからこそ、それを面倒くさがってやらない人がいる。その分、僕らみたいにコツコツやる人間には、しっかりと恩恵が回ってくるんだ。投資は、賢さよりも『継続』と『ちょっとしたマメさ』が勝敗を分けることもあるんだよ
まとめ
4月は静かな月だった。 しかし、その静けさの中で届いた優待たちは、どれも我が家の生活に深く、優しく染み込んでいった。
派手なリターンを追い求めるのもいい。 けれど、こうして届いたハンドソープで手を洗い、ドレッシングで野菜を食べ、クオカードで日常を支える。 そんな「確かな手触りのある豊かさ」を積み重ねることこそが、僕ら「ゆる配ファミリー」のスタイル。



さあ、4月の余韻を楽しみつつ、次は5月。配当と優待が、少しずつ顔を出し始める月。



そうだね。優待で心を整え、配当で資産を太らせる。この二馬力で、これからも南の島の風に吹かれながら、ゆるーく、でも着実に歩んでいこう!
投資は「ガチ」より「ゆるく継続」が最強。次は、配当の話。
また少し、景色が変わると思う。


